実験9「並作家と人気作家の定義を割り出してみた」


筆者注:
あまり信用しないでください。
あくまで趣味での統計であり、
新都社におけるコメントの傾向を必ずしも保証するものではありません。


見たところ少女きぼんの集計を希望する声はあまりなかったようなので割愛することにしました。
ただ個人的に見る限りは良作も多く、コメント率が悲観するほど低いという傾向はないと思います。更新頻度が低いので主要3雑誌に隠れることが多いので実感的には低く見えることはあるかも知れませんが、コニーと同等以上のコメント力を持っていると思います
何度も言うけどどの雑誌だからコメントを貰いやすいのではなく、雑誌別のコメントの動向の傾向だから注意な
今回は各雑誌の「並作家と人気作家」の定義の考察です。
持論なのであまり信用しないでくださいね
それにあたって統計を取るにあたって人気作家という例外的存在への考え方を再考したいと思います。
その前に。まずは人気作も含めた各雑誌ごとの作品とコメントの傾向をまとめてみました



 
少年VIP 1更新あたりの平均:23〜26コメ
一日あたりの更新量:7作品

100コメント以上がつく人気作の割合が高く、人気に火が付きさえすれば新都社でも代表的な存在になることが出来る。
反面、それ以外の作品のコメント数は少ない傾向にある。つまり両極端である。
ランキングを見る限りはトップランカーの割合も高い。ただしいずれも長期連載。
ジャンル傾向としては、少年誌に見られるような正統派、バトルもの、マリオや遊戯王やライダーなどのパロディ、学園コメディ、スポーツあたりが主流。
ヤングVIP 1更新あたりの平均:24〜30コメ(総合)
一日あたりの更新量:5作品

40や50を越えるコメント数は一部例外を除き、あまり頻出しない。
ただしランキングを見る限りヤング連載作品率も高い。
特に1位のピーチボーイリバーサイドの2万コメント以上は快挙。
何故か登録を外れた元人気作も多い。
平均コメント数の高さから「良作揃い」の雑誌という見方は有力。
ジャンルの傾向としてはバトルやギャグなどの王道ものが目立つものの、頭のぶっとんだ作品も多いことが特徴。18禁OKに起因するところだろう。
少年はストレートに楽しめる作品が多いのに比べ、ヤングでは魅力を「人間性・人間ドラマ」に見出せる作品が多い印象。年齢層も多少上がる。
コミックニート 1更新あたりの平均:13〜26コメ(総合)
一日あたりの更新量:5作品

月刊という割りに更新数はヤングに引けをとらず、たまに新都社を沸かせる存在も出てくる大穴雑誌。
ランキング上位の割合はかなり低い。そして個性派雑誌の割りにトップランカーは主に王道的なものが多い。
奇をてらった作品でランキング上位を目指すのはやはり難しいか。
ジャンルの傾向としては主要少年誌とはかけ離れ、文学的だったりサブカル的な作品が目立つ。
短編集も多く、作者の気楽に更新したいという意識さえ感じられる。
絵に気合を入れすぎるが為に更新速度が期待出来ない作品が似合う。
年齢層が高いと思われがちだがそんなことはなく、目立つ作品は少年誌的なものも多い。ただし本当におっさん臭い作品も低空飛行で偏在する。 個人的にはコミュ障が集いやすい印象。筆者含めて






ご苦労。
なんか分析の名を借りて言いたいこと言ってるだけの気が…
気のせいさ。
以上のことからわかることはなんでしょう?
無い
は?
何も分からないよ。
今回の企画、私は単に数字を集めただけだ。
数字の動きの傾向と統計は取った。
しかしそれだけさ。
そこから何が分かるかは私の仕事じゃない。
議論好きの人たちの仕事だよ
は・・・はぁ・・・
だが必要なデータは私が集めよう。
それはできるし、それしかできないからね。
本当は(チラ)運営がデータをくれたりすると(チラ)より正確な統計が取れるんだがね(チラチラ)
(笑)
さてここからが今日のメインだ。
人気作家の扱いについて。
やはり雑誌別の平均や偏差値を割り出すのにあたって、人気作を含めて計算していいのかと寝てる間に考えた。めんどくさいから逃げてはいたが、やはり結論は「NO」だった
と言いますと・・?
人気作を省いた平均と標準偏差を作り直すことにした
oh my
そこで問題がある。
「何を以ってして人気作家なのか?」
これが分からずに手をつけられなかったのが大きい
たしかに…
雑誌によっても人気作と言えるようなコメント数がばらばらですからね…
そこで注目したのが「標準偏差」だ。

いいかい?私は人気作家という「例外」を取り除きたいんだ。
標準偏差ってのは簡単に言えば「平均として許容される誤差の範囲」かな。
みんながみんな理解できると思って話を進めると読者はついてこれませんよ
(分かってる。小説では小難しい言葉も敬遠してるしな)

つまり、まあコニーで例えよう。
コニーの平均は約14。
標準偏差は8だ。
これは14からプラスマイナス8以内は起こりうる誤差の範囲という意味なんだ。
なんでこんな簡単なことに気づかなかったんだろう
結論を言って下さい
人気作=例外 と仮定した時、

例外的人気作 > (平均コメント数 + 標準偏差)
おお!
少年なら26+35=61。62コメント以上。
ヤングは24+14=38。39コメント以上。
コニーは14+ 8=22。23コメント以上。
おお!これが人気作家の定義ですか!?
ふふふ…早まるな早まるな。
これじゃ少年だけ人気作のハードルが高いだろう?
確かに…62どころか30コメント取ることさえ難しいのにこれじゃあんまりですよ!
まず、先ほどの数字から、先日集めた集計から該当する仮人気作を除外する。
それがこれだ







おお〜
先ほどの計算をまた繰り返す!

少年 :12+11.5=23.5。→[24コメント以上]
ヤング:20+11.3=31.3。→[32コメント以上]
コニー:12+6.6 =18.6。→[19コメント以上]
だいぶ平均化しましたね!
各雑誌この数字以上の平均コメントを貰える漫画を勝手に雑誌例外作品と定義する

ある意味頭ひとつ抜きん出た中堅作家とも取れる。
これを「プロトコル式定義」と勝手に名付ける。
何故筆者の名前を入れたかというと、個人の勝手な統計でとんでも非公式だからな。おまけにこの計算方法が正しい自信が全く無い(ここ重要)。数学もTAしかやってないほど苦手だ。
これ以上のコメントはどういう扱いなんですか?
統計の参考外の作品という意味かな。
これを越える作品はどの雑誌でも同じだけのコメントを貰えると仮定する。
何故なら読者はこれらの作品はどの雑誌に行こうが、作品の注目度や作者名で判断して読んでいると思われるからね。
我ながらずいぶん強引な基準を作ったもんだと、筆者も辟易してます
以上を計算したデータがこちら



  



ほんと、お疲れさん
各雑誌の「プロトコル式並作家」のコメント数(1更新平均)は以下の通りになりました。

少年 :  9±4 (5〜13)
ヤング: 15±8 (7〜23)
コニー: 10±5 (5〜15)
下は5コメントくらいからでも並なんですね!
あくまで私の理論ではだけどね。
ちなみに最初の計算で標準偏差"以下"の作品を除外してないのは個人的にその必要はあまりないと判断した為です。。
これに懲りたらもう自分を不人気ととぼしめる(何故か変換できない→貶める(おとしめる))のは止めることだ・・・と、思ったり?...なんちゃって
自信の無さが溢れ出てますよ
まぁこんなことやっといてなんだけど、

コメント数を気にされるよりも更新頻度の安定の方がよっぽど読者にとっては嬉しいんだけどね
真理ですね
前回、漫画を描くペースが落ちてると言っといて耳が痛いですが、この作品は絵を全く必要としないので漫画の10倍楽で、ある程度の更新は可能です。むしろ今後しばらくのメインかも知れません。

というわけでちょっとヤング作家には申し訳ない結果になった気もしますが、今回の実験は以上です。
まだまだ実験してみたいことがたくさんありますからね
ツイッターで馴れ合う作家とコメント数の相関性の実証実験とかね
あんたも本当性格悪くなったね
さすがに疲れたので、ちょっとだけ休もうと思います。
また何か思いついたら更新します。
お付き合いありがとうございました。



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