実験10前編「コメントする/しない原理を心理学で解析してみた」


筆者注:
あまり信用しないでください。
あくまで趣味での解析であり、
新都社におけるコメントの傾向を必ずしも保証するものではありません。


あとになって少女きぼんの集計も見たかったという声がちらほら出てきたので渋々集計を取りました
最初に言ってくれれば早かったのにねw
心理学の話になるが、人は「自分がやらなくても誰かがやってくれる」と思ったことはやらない傾向にあるんだ。この場合「きぼんの集計も見たいと言う行為」だね。この手抜きの真理を〜リンゲルマン効果〜と言う。
ああ…人気作家の誤字を発見してもなかなか報告する勇気が出ないのもそれか
逆に「自分がやらなきゃ他に誰もいない」という場面で力を発揮するのも同じ心理だ。 誤字脱字報告も「自分以外の人は気づいてない」と感じれば積極的に報告するはずだよ。

実は仕事の上司は、「優秀でなんでも自力でこなす人」より「無能で部下に仕事を頼む人」の方が、部下たちの能率は高くなるなんて報告もある。もちろん、部下に「自分がしっかりしなきゃ!」って思ってくれるほど愛嬌や人格者であることが条件だけどね。
普段コメントしない人でも、気に入った作品のコメントが少ないと途端に応援してコメントしだすのもこの心理でしょうかね
Yes,mam.
なるほど…でも思ったんですけど、このリンゲルマン効果があるなら、人気作って実はコメントを貰いにくいんじゃないですか?その…「自分がコメントしなくても…」の心理で。
いいところに気づいたね。でも実際は心理や行動ってのはそんなに単純なものじゃないんだよ。
単純に考えて人は人気があるものに注目しやすいのは当然のことだよ。
たくさんの人から評価を受けているものの方が安心して選びやすい傾向にある。

[バンドワゴン効果=勝ち馬に乗る心理]
ふむ…。
確かに商品を選ぶ時もレビューや2chでの評価があれば大体信用しちゃいますね
さらに、「今話題になっているものを自分が知らない」ということへの恐怖。
言い換えれば流行に取り残されることを嫌う心理。
つまり周囲の人が面白いと言ってるものは自分も知らなきゃいられないし、面白いって思いたくなる心理が働くんだ。
分かりやすいところで「行列」もそうだ。
これを「同調行動」と言う。

行列という事象事態が宣伝になっていて集団心理を巧みに操っている。
ちなみに関東人はこの心理傾向が強く、取り残されることに強迫観念を抱く傾向が他より強いらしい。
全部が全部じゃないだろうけどね。
あ〜ありますね。
子供の頃に流行したおもちゃやゲームの大半がそれですよねw
友達がやってなければ見向きもしなかっただろうものの多いこと多いこと…
私はマジック・ザ・ギャザリングとかがそうだったな。
懐かしいな〜よくやってたよテンペスト時代。
年ばれますよ
年齢層の幅は広いから問題ない
・・・話戻りますけど、じゃあ逆にみんなが勝ち馬に乗る心理の持ち主なら、人気作以外はあまりコメント貰えないのでしょうか?
ふふ、そうでもないんだよ。
言わば勝ち馬心理の反対の言葉としてアンダードッグ効果というものがある。

別名負け犬効果
お・・・おお・・・
なんかグサりとくる言葉ですね。
これはどういう効果ですか?
ようは負けてる方を応援したくなる心理だ。
甲子園を見ててどっちのファンでもない場合、負けてる方を応援したくなったり、そんな感じ。
適当な説明の割に分かりやすいな。
つまりコメントが少ないからこそ応援したくなるってことですね
以上のことから

新連載でまぁまぁ面白い作品を発見する

「俺は好きだけどあまり人気は出ないだろうなぁ。でもコメント少なくて作者が連載する気なくすのも惜しい」

コメントする(リンゲルマン効果、負け犬効果)

同じ考えの人も何人かいる(≒同調行動)

結構コメントつく

注目される

「俺よりコメント多いじゃねーか」

次回以降コメントしないor叩く(嫉妬+リンゲルマン効果)

2〜3回目の更新でコメント数激減

作者失踪

という変なコンボが決まることも稀にあります。
恐ろしく極端な例ですが、新人作家の場合本当に起こってるから怖いです
他にもコメントに適用できそうな心理学用語は色々ありますが、あまり一度にたくさんのことを並べてもアレなので今回はこの辺にして、また別の機会に更新します



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