実験21「新都社コメント数検証〜コメントは減ってるのか〜第4回」




ではコミックニートのデータです
コメントで色々意見を頂いていますが、順を追って説明していきたいと思います。
一人の作者の複数更新も集計にカウントしてる為、1作品が複数回ageられてる場合、「(最終更新から数えて)初動3日間」を「age回数」で割った平均コメ数を使って標準偏差を求めています。計算の過程は割愛します。
結果です。

コニーの人気作家基は「30コメント以上」(*)、

例外基準(中堅作家基準?)は「19コメント以上」、
例外作を省いた平均は9コメント

標準偏差が4.5(小数点切り上げで5)で、並作家基準は

9 ± 5 コメント でした。
(*)今回初めて「人気作基準」を出しましたが、これは
=(全体の平均 + 全体の標準偏差) の数字です。
(例外基準は人気作品を省いた上でそこからもう一度平均と標準偏差を求めている)

4〜14コメが並作家基準です

前回と比較してみましょう
人気作を省いた
平均と並作家基準







やっぱりあんま変わってない
ですね



では頂いた意見を拾っていきます
[209] 人気作品が普通作品に落ちたという可能性を考えるべきでは?この統計では25コメの漫画が10コメに落ちても平均値は変わらないんだろ?
回答させていただきます。

>>平均値は変わらない

その通りです。 ただし標準偏差の大きさによってコメント数のバラつき、
つまり平均に近い作品の割合を比較できます

 標準偏差が小さい場合
 平均に近い作品が多く、飛び抜けて多い/少ないコメント数の作品が少ない。
 例えば、全員が1更新50コメントなら、ムラが全くないため標準偏差は0になる。

 標準偏差が大きい場合
 平均から外れた作品が多く、コメントにムラがあるということ。
 0コメの人と100コメの人がいたら平均は同じ50でも標準偏差も50と上がる。



>>人気作が普通作品に落ちたという可能性

もちろん考えられうる可能性ですね。ただしこちらは、

「ひとつの作品のコメント数の増減、例えば『以前は1更新30コメ貰ってたけど今は15コメに減った』等の現象には個体差があり、証明や検証をする手段が見つかりませんでした。あるかも知れないけど筆者のバカ頭では(ry

実際、前回と今回の両方の統計を取った作品が本当に数える程(それも一桁)しかないので、比較は難しそうです
筆者注:一応参考までに公開だけはします。

作品A(少年VIP)
 前回:75コメ 例外
 今回:99コメ 例外

作品B(少年VIP)
 前回:7コメ
 今回:12コメ

作品C(少年VIP)
 前回:10コメ
 今回:9コメ

作品D(少年VIP)
 前回:17コメ
 今回:10コメ

作品E(ヤング)
 前回:27コメ
 今回:19コメ

作品F(ヤング)
 前回:54コメ 例外
 今回:23コメ

作品G(ヤング)
 前回:27
 今回:12


コニーは統計した作品のタイトルをうっかり消してしまったので割愛
なるほど、こう見ると上がってる作品と下がってる作品、まちまちですね
少年は変化は少ないが、ヤングは軒並み下がってるね。
ただし前回は「例外」だったが今回「並」に下がった作品は一つだけでした。
あ、ほんとだ。
これはどういうことなんですか?
分からんち。
連載を長く続けていれば平均コメントが下がる傾向があるのかもしれないし、コメントを残す人の割合が変わったのかもしれないし、作品のその時の展開によってコメント数が違うだけかもしれない。

残念ながら私程度の統計じゃ理由の特定までは出来ないということさ・・・
[211] 統計学は人気作品が減った、普通作品が増えたという事は教えてくれても、「減った人気作品がどこに行ったか(普通作品に落ちたのか更新が減ったのか)」までは教えてくれないからなぁ
一応代弁して頂きましたが、本音を言うと

皆さんすいません、力不足で…
急に作者視点に切り変わんなや
[212] ていうか人気作が減ったってのは本来なら人気作になったかもしれない作品が普通作にしかいかなくなる位コメントが減ってるということもあるわけで

[213] 例外作品と普通作品、普通以下の作品の数を比べてみてくれ。例外作品は前回より減っているはずだから
次回あたりでこの辺を検証したいと思います。
というか割合も出して前回との比較のまとめですね。
一応言っておきますが、今回集計したコニーの

「例外作家基準」は
前回・今回どちらも同じ「19コメ」、
集計対象の例外基準作品の割合も同じく「29%」でした。
少年とヤングについてはまた次回
閲覧、ありがとうございました



今回の結論:分かりにくくて本当申し訳ありません


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