実験10後編「少女きぼんコメント考察/ツイッターとコメントの相関性検証」


筆者注:
あまり信用しないでください。
あくまで趣味での解析であり、
新都社におけるコメントの傾向を必ずしも保証するものではありません。





 
引き続き少女きぼんのコメント考察へ入ります。
きぼんの母集団(登録数)は346と少な目な為、サンプル数を大目に取りました。
しかも更新頻度がかなり低かった為、一番遡った作品の更新は10月で、実に1ヶ月半くらいの期間の作品を集計しました。大変でした。
褒めて下さい
コメント乞食は逆効果ですよ…(検証済)

冗談はさておきまずは以下のデータをご覧下さい







あれ…思ってたよりコメント少なくないですね?
むしろ多いような・・・?
うん…実際総合平均コメント数も24とヤングVIP並なんだ

もちろん「侠」は省いてある。
(ちなみに侠の更新後3日間のコメント数は約200)
あい変わらずですね
標準偏差を見てもきぼんはヤングと近い傾向にあると分かった。

「きぼんはコメント少ない」とはなんだったのか…
このツイッターとkloutってのは???
あぁ。ちょっとしたお遊びでね。
ツイッターをやっていることを確認できた作家をtrue(t)
できなかった作家をf(false)とした。
kloutってのはツイッターに於ける影響度の指標。
返信回数やリツイート、交流したことあるフォロワー数などを総合的に判断して割り出してるらしい。
詳しくは知らないが要はこれが大きい程馴れ合ってると考えていい。
詳しくはググってくれ。
単純にフォロー数やフォロワー数の大小だけだと馴れ合ってるのかどうか分かりませんものね
確認できなかった作家は、即ちイコール「やってない」ではないことに注意な。
悪魔の証明の理論で本当にやってないかは分からないし、何より作業として非効率な上にあまり有意義な検証では無いから結構適当だ。
で・・・意味はあったんですか?
ツイッターアカウントを持っている作家と、持っていない(確認できなかった)作家を分けて、その平均コメントを出してみたよ



  



あれ・・・?
もしかして・・・
うん、「ツイッターアカウントあり」の方が、「なし」の平均を大きく上回っているね
やっぱ馴れ合いかよ!!!
落ち着け・・・
今度はkloutとコメント数の相関を割り出してみる
相姦?
相関だばか者。
二つの変数の関連性の強さを測る指標[相関係数]を用いる。
−1から+1までの距離で、0を「相関性無し」とし、まぁだいたい−0.7から「負の相関性」、+0.7から「正の相関性」があると考えていい。
エクセルでは=CORRELで割り出せる。
3行
結果だけ言おう。
kloutとコメント数の相関指数は約0.36
実になんとも言えん値になったが、ようは

ツイッターで馴れ合う≠高コメント数

ということだ。
あまり関係ないと?
言い切るのは難しいけどね。
あと勘違いされやすいが、
相関関係と因果関係は全く別物だということだ。

論理学的に言えば
「人気作家の多くがツイッターをやっている」
ことと、
「ツイッターをやれば人気作家になれる」
ことは全然違うということだよ
なるほど。
まぁ実際数字を見てもツイッターをしてない作家でも結構コメントが高かったり、 人気作家だからこそフォロワー数が増えてkloutも必然的に増えるって可能性もありますしね。
然りだ。
よって今回のツイッターに関する考察はほとんど当てにしないほうが正解だろう。
ただし結果だけ見ればツイッターをしている作家の方が平均コメントは高いという事実はありそうだ。
といってもこれはコメント力が高い作家ほどツイッターをやっている確率が高いだけという逆説かもしれないけどね
了解です



  



続けて行こう。
結果だけいうと、少女きぼんの

「例外扱い」のコメント数は30以上。
「並作家」は 17±7コメント(10〜24)

となった
ほとんどヤングVIPと同じくらいの数字なんですね。
むしろ打点はヤングより高いくらいですね
うむ。
・・・さらに、きぼんの作品を集計してて思ったことは、少年やヤングに比べ、比較的長い期間かけてじわじわコメントが増えていく傾向にあることを発見した。
つまり実際は上のデータより実コメント数が多い作品の割合が他より高い。
更新頻度が低いせいだろうけどね。
実際少女きぼんって更新頻度もあってそうそう毎日チェックしない人も多いと思いますよ。たまに行って気がついたら「お、この作品3日前に更新されてたのか」ってこともありますし。
そんなとこかな。
筆者が風邪ひいて熱出してるせいかあまりまとまってない気もするけど、一応今回の実験は以上で終了です
お付き合いありがとうございました



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